黒屋奨学賞 受賞者一覧
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受賞年 | 氏名 | 所属 | 受賞内容 |
---|---|---|---|
2024 | 李 謙一 | 国立感染症研究所細菌第一部 | 全ゲノム配列解析を利用した腸管出血性大腸菌の集団遺伝学的研究 |
2023 | 尾花 望 | 筑波大学医学医療系トランスボーダー医学研究センター | ウェルシュ菌のバイオフィルム形成・不均一性に関する研究 |
久留島 潤 | 群馬大学大学院医学系研究科細菌学 | グラム陽性病原菌の高頻度な遺伝子水平伝播機構の解明 | |
2022 | 阿部 隆一郎 | Department of Emergency Medicine, Standford University | カルバペネム耐性腸内細菌科細菌の地域拡散メカニズムとカルバペネム耐性増強機構の解明 |
氣駕 恒太朗 | 自治医科大学 医学部感染・免疫学講座 細菌学部門 | 細菌感染症におけるRNAの機能解明と抗菌治療への応用 | |
2021 | 佐藤 豊孝 | 札幌医科大学医学部微生物学講座 | 治療上重要となる抗菌薬耐性に関する細菌学的解析 |
竹原 正也 | 徳島文理大学薬学部微生物学教室 | ウェルシュ菌と宿主の相互作用に関する研究 | |
日根野谷 淳 | 大阪府立大学生命環境科学研究科 | 新興人獣共通感染症細菌Escherichia albertiiに関する研究 | |
2020 | 小野 久弥 | 北里大学獣医学部獣医学科人獣共通感染症学研究室 | ブドウ球菌エンテロトキシンの生物活性と嘔吐発現機構に関する研究 |
後藤 義幸 | 千葉大学真菌医学研究センター感染免疫分野 | 腸内細菌による免疫細胞を介した病原体感染防御機構の解明 | |
松田 重輝 | 大阪大学微生物病研究所感染症国際研究センター ゲノム病原細菌研究グループ | 腸炎ビブリオの細胞毒性を有する毒素およびエフェクターの作用様式に関する研究 | |
山口 雅也 | 大阪大学大学院歯学研究科口腔細菌学教室 | 肺炎球菌による病態発症機構の解明 | |
2019 | 北尾 公英 | 岐阜大学大学院医学系研究科病原体制御学分野 | 多剤耐性緑膿菌の感染制御を目指した分子細菌学的研究 |
中村 修一 | 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻生物物理工学分野 | 細菌の運動機構に関する研究 | |
松村 拓大 | 金沢大学医薬保健研究域医学系細菌学 | ボツリヌス神経毒素複合体の腸管吸収機構に関する研究 | |
2018 | 安藤 弘樹 | 岐阜大学大学院医学系研究科病原体制御学分野 | 人工バクテリオファージの創出 |
野澤 孝志 | 京都大学大学院医学研究科 | A群レンサ球菌に対するオートファジー制御機構解析 | |
2017 | 住友 倫子 | 大阪大学大学院歯学研究科口腔細菌学教室 | 病原性レンサ球菌の上皮バリア突破機構の解明 |
2016 | 井口 純 | 宮崎大学 農学部 畜産草地科学科 |
大腸菌のO抗原合成遺伝子領域の解析と検査法の確立 |
日吉 大貴 | Postdoctoral Fellow, Dr. Baumler Lab, Depatment of Medical Microbiology and Immunology, School of Medicine University of California at Davis | 腸炎ビブリオの下痢原性におけるアクチン骨格再構成に寄与するⅢ型分泌装置2エフェクターの役割 | |
2015 | 清水 隆 | 山口大学 | マイコプラズマの病原因子の解析 |
中根 大介 | 学習院大学 | 細菌の滑走運動メカニズムに関する研究 | |
古田 芳一 | 日本学術振興会 | ピロリ菌のゲノム・エピゲノムの多様性の解析 | |
松尾 美樹 | 鹿児島大学 | グラム陽性菌の抗菌性因子耐性獲得機構に関する研究 | |
2014 | 木村 幸司 | 名古屋大学 | ペニシリン低感受性B群連鎖球菌に関する一連の研究 |
塩見 大輔 | 立教大学 | 細菌形態形成制御機構に関する研究 | |
津川 仁 | 慶応義塾大学 | ピロリ菌の感染戦略と胃がん発症に関わる宿主応答機構の解析 | |
三木 剛志 | 北里大学 | サルモネラのDsbAとChromobacterium violaceumのCopEエフェクターの解析 | |
2013 | 木田 豊 | 久留米大学 | 病原性因子としての緑膿菌プロテアーゼの役割に関する研究 |
2012 | 庄子 幹郎 | 長崎大学 | ポルフィロモナス・ジンジバリスの表面蛋白質の輸送と局在化に関する研究 |
2011 | 大谷 郁 | 金沢大学 | ウェルシュ菌の細胞間シグナル伝達による病原性発現調節の研究 |
小椋 義俊 | 宮崎大学 | 腸管出血性大腸菌と腸管病原性大腸菌のゲノム解読と病原性進化メカニズムの解明 | |
小田 真隆 | 徳島文理大学 | スフィンゴミエリナーゼ活性を有する細菌毒素の作用機構に関する研究 | |
2010 | 鈴木 仁人 | 東京大学 | ピロリ菌の胃粘膜感染と宿主応答機構 |
八尋 錦之助 | 千葉大学 | 細菌毒素の宿主受容体の精製及び機能解析に関する研究 | |
2009 | 児玉 年央 | 大阪大学 | 腸炎ビブリオの3型分泌装置2を介した細胞毒性および腸管毒性機構に関する研究 |
高橋 英之 | 国立感染症研究所 | 髄膜炎菌の病原性に関する研究 | |
三室 仁美 | 東京大学 | CagAタンパク質によるヘリコバクター・ピロリ胃粘膜定着促進機構の解明 | |
和知野 純一 | 国立感染症研究所 | 臨床分離病原細菌において新たに発見された薬剤耐性の分子機構 | |
2008 | 伊豫田 淳 | 国立感染症研究所 | 腸管出血性大腸菌における病原性遺伝子の協調的発現制御機構 |
柴山 恵吾 | 国立感染症研究所 | ヘリコバクターピロリの病原性に関する研究 | |
寺尾 豊 | 大阪大学 | A群レンサ球菌感染症の重症化機構の解明 | |
2007 | 桑江 朝臣 | 北里大学 | ボルデテラ属細菌のタイプIII分泌機構より分泌される蛋白質の機能解析 |
立野 一郎 | 名古屋市立大学 | 腸管出血性大腸菌O157:H7の人腸管上皮細胞への付着に関する研究 | |
松木 隆広 | ヤクルト本社中央研究所 | ヒト腸内フローラ構成菌の定量的PCR検出法の確立および菌属,菌種分布の解析 | |
吉田 明弘 | 九州歯科大学 | 口腔バイオフィルム形成に関する分子遺伝学的研究 | |
2006 | 小川 道永 | 東京大学 | 赤痢菌のIII型分泌機構依存的に分泌されるIcsBタンパク質の機能に関する研究 |
黒田 誠 | 筑波大学 | ブドウ球菌属のゲノム解析とゲノムから見える薬剤耐性・病原性因子の解析 | |
髙屋 明子 | 千葉大学 | AAA+プロテアーゼによるサルモネラの病原性発現制御機構に関する研究 | |
中川 一路 | 大阪大学 | 劇症型感染由来のA群レンサ球菌の全ゲノム解析 | |
2005 | 大原 直也 | 長崎大学 | BCGを用いた抗酸菌の抗原性および病原性に関する研究 |
重茂 克彦 | 岩手大学 | ブドウ球菌エンテロトキシンの多様性に関する研究 | |
2004 | 坂本 光央 | 理化学研究所 | 分子生物学的手法による歯周病原性細菌の検出・定量系の確立と口腔内細菌叢の多様性解析に関する研究 |
大西 真 | 宮崎医科大学 | 大腸菌ゲノムの多様性に関する研究 | |
藤永由佳子 | 岡山大学 | ボツリヌス神経毒素複合体およびコレラ毒素と宿主腸管上皮細胞の相互作用に関する研究 | |
2003 | 西野 邦彦 | 大阪大学 | 薬剤排出蛋白質遺伝子資源の解析に関する研究 |
和田 昭裕 | 長崎大学 | 宿主抗菌ペプチドの発現誘導機序およびその活性に関する研究 | |
2002 | 島本 整 | 広島大学 | 細菌の逆転写酵素および msDNA の構造と機能 |
山本 新吾 | 京都大学 | 尿路病原性大腸菌における病原因子の研究 | |
2001 | 鈴木 敏彦 | 東京大学 | 赤痢菌のアクチン重合に基づく細胞間感染機構の研究 部門細菌感染分野 |
2000 | 石原 和幸 | 東京歯科大学 | Treponema denticola表層成分の病原性の解析 |
1999 | 松下 治 | 香川医科大学 | ガス壊疽菌群のコラゲナーゼに関する研究 |
三好 伸一 | 岡山大学 | Vibrio vulnificusの亜鉛金属プロテアーゼに関する研究 | |
1998 | 該当者なし | ||
1997 | 清水 徹 | 筑波大学 | ウェルシュ菌における毒素産生調節機構の解析 |
橋本 安弘 | 岐阜大学 | チフス菌のVi抗原の遺伝子の解析とその発現調節に関する研究 | |
1996 | 堀口 安彦 | 大阪大学 | Bordetella壊死毒の性状と作用 |
永浜 政博 | 徳島文理大学 | ウェルシュ菌のε毒素に関する生化学的,薬理学的研究 | |
1995 | 菅井 基行 | 広島大学 | 黄色ブドウ球菌が産生する表皮細胞分化抑制因子(EDIN)の発現及び,その作用機序についての研究 |
津田 雅孝 | 山口大学 | シュードモナス属細菌のトランスポゾンの解析とトランスポゾンを用いた分子遺伝学学的解析 | |
1994 | 荒川 宜親 | 名古屋大学 | Klebsiella pneumoniaeの莢膜多糖体合成に関与する遺伝子領域の解析 |
林 哲也 | 信州大学 | 緑膿菌サイトトキシンとサイトトキシン変換ファージに関する研究 | |
1993 | 岡田 信彦 | 東京大学 | B群赤痢菌染色体ビルレンス遺伝子に関する分子遺伝学的研究 |
小川 知彦 | 大阪大学 | Porphyromonas gingivalis線毛蛋白質の部分合成ペプチドの免疫生物学的活性 | |
神谷 茂 | 東海大学 | Clostridium difficileの毒素産生機構に関する研究 | |
1992 | 四宮 博人 | 愛媛大学医学部 | 細菌内毒素刺激で惹起されるマクロファージ内蛋白質リン酸化反応 |
辻 孝雄 | 藤田保健衛生大学 | 毒素原性大腸菌の産生する易熱性エンテロトキシン(LT)の構造と機能の解析 | |
寺井 章人 | 京都大学 | ビブリオ属細菌が持つ耐熱性溶血毒遺伝子の分子遺伝学的研究 | |
中根 明夫 | 北海道大学 | リステリア菌感染防御機構における内在性サイトカインの意義に関する研究 | |
1991 | 石黒 直隆 | 帯広畜産大学 | プラスミドにコードされたクエン酸利用遺伝子の分子遺伝学的研究 |
加藤 哲男 | 東京歯科大学 | Eikenella corrodensのlipopolysaccharide(LPS)の抗原構造解析と内毒素中和抗体の産生 | |
杉本 央 | 大阪大学 | ウェルシュ菌が産生するエンテロトキシンの作用に関する研究 | |
藤井 儀夫 | 徳島文理大学 | ウェルシュ菌α毒素に関する生化学的,薬理学的研究 | |
1990 | 岡橋 暢夫 | 国立予防衛生研究所 | ミュータンスレンサ球菌の菌体表層タンパク質抗原の分子遺伝学的研究 |
近藤 誠一 | 城西大学 | О1およびnon-О1 Vibrio choleraeのО抗原(内毒素)リポ多糖に関する化学的,血清学的研究 | |
牧野 壮一/ 内田 邦夫 |
東京大学/ 農林水産省家畜衛生試験場 |
炭疽菌莢膜形成プラスミドに関する分子遺伝学的研究 | |
1989 | 湯通堂 隆 | シオノギ医科学研究所 | 志賀毒素および志賀毒素様毒素の構造と作用機作に関する研究 |
1988 | 梅田 昭子 | 九州大学 | 急速凍結法を用いたブドウ球菌細胞壁の微細構造の解析 |
1987 | 谷口 初美 | 産業医科大学 | 腸炎ビブリオの耐熱性および易熱性溶血毒素遺伝子の大腸菌でのクローニングと発現 |
永尾 重喜 | 島根医科大学 | 細菌細胞壁ペプチドグリカンならびにムラミルペプチドによるマクロファージの活性化に関する研究 | |
山本 耕一郎 | 琉球大学 | Non-O1 Vibrio choleraeのエンテロトキシンおよび溶血素の分子構成と生物活性 | |
1986 | 池 康嘉 | 群馬大学 | プラスミドの複製分配と接合伝達機構 |
古賀 敏比古 | 国立予防衛生研究所 | Strertococcus mutansのグルカン合成とその付着メカニズム | |
新田 敏正 | 東北歯科大学 | 菌体成分を用いての免疫細胞活性化の機序の解析: Bacterionema matruchotii由来水溶性アジュバント物質 (Bu-WSA)の作用について |
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江崎 孝行 | 岐阜大学 | 嫌気性グラム陽性球菌の分類の再編成と各菌種の同定法に関する研究:特にPeptococcus と Peptostreptococcus | |
1985 | 小野崎 菊夫 | 筑波大学 | マクロファージ遊走阻止因子,活性化因子によるマクロファージ活性化に関する研究 |
赤川 清子 | 国立予防衛生研究所 | マウスマクロファージの分化および活性化 | |
渡邉 治雄 | 国立予防衛生研究所 | 赤痢菌の病原性を支配するプラスミドの遺伝学的解析 | |
1984 | 平山 壽哉/ 野田 公俊 |
東京大学 | 緑膿菌ならびにブドウ球菌ロイコシジンに関する研究 |
1983 | 増田 邦義 | 徳島大学 | 細菌表層の規則的配列構造 |
竹田 多恵 | 大阪大学 | 毒素原性大腸菌の産生する耐熱性エンテロトキシン | |
奥田 研爾 | 横浜市立大学 | 感染症の遺伝子制御 | |
1982 | 西原 力 | 大阪大学 | Bacillius megateriumの芽胞殻の化学構造と発芽機構との関連 |
笹川 千尋/ 檀原 宏文 |
東京大学 | Rプラスミドの分類法、Rプラスミドと宿主菌との関係、Rプラスミドの複製制御、トランスポゾンの転位機序 | |
1981 | 該当者なし | ||
1980 | 多田隅 卓史/ 保田 立二 |
慶応義塾大学 | In vitroの系を用いての抗体産生機構の解明 ―とくにハプテン化リポソーム抗原を用いての解析― |
1979 | 阿部 千代治/ 棚元 憲一 |
東京大学医科学研究所 | 緑膿菌内毒素の生物活性と化学構造 |
浜田 茂幸 | 大阪大学歯学部 | Strertococcus mutansの生態学的並びに病因論的研究 | |
1978 | 該当者なし | ||
1977 | 該当者なし | ||
1976 | 本田 武司 | 大阪大学 | 腸炎ビブリオの産生する耐熱性溶血毒の致死作用に関する研究 |
1975 | |||
1974 | 大西 克成 | 九州大学 | 大腸菌のstableRNA代謝変異株の研究 |
中島 泉 | 名古屋大学 | 肺炎桿菌莢膜多糖体の免疫アジュバント活性ー抗体産生機能の始動と増幅の機能解析への応用 | |
1973 | 井上 松久、 大島 洋 |
群馬大学 | ブドウ球菌薬剤耐性プラスミッドに関する遺伝学的解析 |
小熊 恵二 | 北海道大学 | ボツリヌスC型およびD型菌における毒素産生とファージ | |
金ヶ崎 士郎 | 東京大 | Salmonella O抗原の生合成とそのphageによる変換の機構 | |
1972 | 野本 亀久雄 | 九州大学 | 胸腺依存型免疫反応の研究 |
1971 | 該当者なし | ||
1970 | 佐藤 博子/ 後藤 延一/ 都河 明子 |
国立予防衛生研究所/ 国立公衆衛生院/ 東京大学 |
ジフテリア毒素のタンパク合成阻害機構 |
1969 | 伊藤 嘉明 | 東北大学 | NDV増殖におけるセリン要求性 |
田中 徳満/ 斉藤 和子/ 大沢 伸孝 |
群馬大学 | マウス腹腔マクロファージの培養法の確立とその免疫学的応用について |